悪夢のような民主党政権…

こんな言葉を発した後、言ってやったぜ的なドヤ顔?したり顔を見せた我が国の総理大臣…

確かに、あの時の政治混乱は酷いもんだったと思います。

でも、その政権交代のきっかけを作ったのは、紛れもなく現総理が居た政権・政党の行いに対する有権者の怒り、反動だった事を忘れてはいませんか?と言ってやりたい。

見るにつけても、ホント自分を省みない、何とも品の無い言動だこと…


また、最近何かにつけて言われる「官僚の劣化」

省庁の人事に対して、官邸が強い権力を持ち、長期政権となった事により、

毎月勤労統計調査のような統計による経済数値が官邸・政府の思惑とは異なる数値となれば、

官邸の覚えが悪くなってしまうと、人事権を握られている官僚はどうするか…

これ以上は言わずもがな。


官僚の劣化の一因は、権力を握っている政治家の行い、そして政治家の劣化にあるんじゃなかろうか?

発言・言動が大事である政治家のはずが、冒頭の総理大臣の言葉だけでなく、現財務大臣であったり、現五輪担当大臣であったりの昨今の言動、ここに劣化の一端を垣間見た気がします。


ただ、そんな政治家を国政に送っているのも、自分を含めた有権者の投票行動の結果が生んだ事実を考えると、本当に反省しないといけないし、無関心になってはいけないと己れの肝に銘じるばかりです。