いやあ、昨晩の山崎(まさよし)さんのライブ、服部隆之さんのアレンジで、Vnが2、Va、VcのString Quartet編成で聴かせる構成…良かった~♪
チェロの堀沢真己さんの演奏は、10月の小田和正さんのコンサートで拝聴したばかり。
ほぼ同時期開催だった小田さんと山さんのロングツアーを掛け持ちなんて、堀沢さん、本当に凄いです!

そして、山さんの珍しいグランドピアノでの演奏も観られたし、なおのこと良かったな~♪
さて、今日は仙台が本拠地なのに、(日程が合い)声が掛かれば車1つで全国津々浦々移動する本屋…
移動本屋 ペンギン文庫さん
が、久しぶりに仙台に帰ってきたので、本を眺めに行ってきました。
以前購入した本の事を店主さんに話し、アレコレと紹介してもらう。
まあ、この店主さん、口調は穏やかながら、イベントに合わせてチョイスした本に気持ちが籠っているのが感じられる。
しかし、こだわりの押し付け感が無いのが素晴らしく、異性ながら格好良さを感じる店主さん。
さて、今回は2冊購入。
1つは、御菓子丸主宰・杉山早陽子さん『そのときみえるもの』
もう1つは、谷川俊太郎さん『幸せについて』
1冊目は、鑑賞から食べるという行為を記憶に残る一瞬として和菓子に込めて制作・販売している「御菓子丸」を主宰されている著者。
そこで作られた和菓子の写真、菓子名、その菓子に込められた話が綴られた本。
和菓子の美しさって、四季が有る日本だからこそ生まれた美意識・表現なんだと改めて感じながら読んでます。まさに和菓子を鑑賞している気分です。
2冊目は、説明不要な詩人・谷川俊太郎さんの著書。
表紙に谷川さん自筆の原稿が印刷された、白地の潔さが印象的。たまたま数冊有った中から引っ張りだしたのが谷川さんのサイン入りという、何ともラッキー!
そして、さらにこの本で気付いたのが、以前、ペンギン文庫さんで装丁買いした谷川さんの著書『わたしとあなた』と同じ“ナナロク社”が出版したものだった事。
店主さんとも「谷川さんとナナロク社の組み合わせ、どうやら相性が良いようですね!」と笑ってしまった。
今回も良い本と巡り会いました。ありがとうございました、ペンギン文庫さん。