今日は午前中からご案内を頂いていた展示へ。

まずは、専門学校日本デザイナー芸術学院・写真映像科の写真展。

写真展タイトル『きのう。』

モノクロ縛りで各々の思う“きのう”を表現。

ひょんな縁で現2年生が1年生の時に、学外最初の展示を観て、良い点、改善点等々を話してから、今回とうとう最後の展示の時を迎えました。

1年生の段階でプリントのセンスがピカイチだった男子学生は、そのまま枠にとらわれず、自分の写真を活かすプリントのチョイスを、何気ない被写体の写真にさりげなく使っていて、静かに技術の進展を見せていた。

また、どこをどう直せば?と常に多角的な視点を求めて、自分の足りないものを熱心に訊いてきていたある男子学生は、1枚の写真で観た者に伝える力が目に見えて向上し、この最後の学外展示を迎えていた。向上の振れ幅が一番大きかったかもしれない。

また、ローキーな写真に対して、素晴らしいセンスを感じさせていた女子学生は、平面プリントの枠からはみ出し、インスタレーションへ発展する入り口に居る事を感じさせてくれた。今後、よりアーティスティックな方向へ自己表現の場を求めていくのか?ペースはどうなるか判らないが、歩みは止めずに表現活動は続けて欲しいと願わずにはいられなかった。

その他にも2年生、1年生ともに観ているこちらも刺激を受ける作品展示でした。


余談としたは、現時点でかなり自分のイメージ・世界観を醸し出せている1年生が1人。これからが本当に楽しみです。