先頃(8/12)、せんだい3.11メモリアル館で開催されたイベント

コマイぬ よみ芝居
     『あの日からのみちのく怪談』

を観覧。

芝原弘さんと菊池佳南ちゃん、そして冨樫かずみさんの3人の読み手(演じ手)に、横山大地さん(ギター)、かじみなみさん(バイオリン)の生演奏を交えた会。

原作は『渚にて~あの日からの〈みちのく怪談〉』(出版・荒蝦夷)


終演後、拝み屋・怪談作家の郷内心瞳さんの著作「拝み屋異聞  うつろい百物語」(イカロス出版)を購入し、お盆休み中に少しずつ読んでおります。


そんな折、16日の夜から秋を想わせるような涼気が漂い、時に首筋がヒヤリとする、何とも御誂え向き…過ぎな空気。

このような本を読んでいるせいでしょうか、16日の仕事終わり、私は会社の同僚数名と駐車スペースに向けて歩いていた際、

『キンモクセイの匂いするよね?』

と感じた事を訊ねました。

すると同僚は、

「えっ?しないよっ!ほら!あの樹、全然咲くような気配すら無いし、気のせいだって(笑)」

確かに駐車場のキンモクセイを眺めても、咲く気配すら何処にも感じられず、何でああも鮮明にキンモクセイの匂いがしたのだろうか…

外の空気感・温度感がスイッチとなり、頭がそう勝手に感じたのか?

今までそんな経験をした事は無いんだよな…