今日は珈琲を飲みながら、大人しく本を1冊…
小川洋子さんの『薬指の標本』

短編2編なので珈琲2杯のお伴としてピッタリ…なのかは人それぞれ。

やはり改めて読んでも、何ともミステリアスで、耽美な響きを含む文章。

昼間っから、そんな小説を読んでる自分って変なのか?

現在ラジオで聴く小川さんのお喋りからは、スッと直結しない辺りが小川さんの懐の深さなんでしょうね…



さて、昨晩はJiLL-Decoy DUOのライブへ。

微笑みながら歌っている姿がほんと綺麗…なのに、ちょいちょい笑いを欲しがるフランクなシンガー・chihiRoさん(笑)

そして、素晴らしいギタリスト…なのに、鋭さよりもほんわかさを感じてしまうkubotaさん。

このDuoスタイルで「カフェモーツァルト・アトリエ」にて開催。

(JiLL-Decoy associationでのライブではないので、今回もリーダーtowadaさんは東京でお留守番?)

今回のライブは5月2日発売となる『Zinger』の発売プロモーションを兼ねたもの。

今作は澤田かおりさん、ミズノマリさん(paris match)、吉田沙良さん(ものんくる)をボーカリストに迎え、chihiRoさんとのDuoボーカル形態の楽曲を3曲含めた、6曲収録のミニアルバム。

今回のライブでは当然ながらchihiRoさんだけのボーカルver.になった訳だが、「Now is the time!」を聴いた瞬間、ミズノマリさんとの共演を強く意識した楽曲なんじゃないか?と一番強く感じる程、二人が並んで歌っている景色が頭に浮かんできた。

いずれにせよ、素敵なボーカリストとの共演なので聴いていて大変心地好い~♪

普段のJiLL-Decoy associationとはちょっと違うテイストで、聴いた人で捉え方は様々になるだろうな…

でも、間違いなく言えるのは、chihiRoさんのリリックや醸し出す雰囲気は(地に足が着いたような)包容力や優しさが増してきている事。

1人の女性として、母として…のバックボーンが自然と反映されてきているんでしょう。

そして、chihiRoさんのリリックを楽曲として形にし、より良いパフォーマンスに導いているkubotaさんのギタープレーは言わずもがなです。

素晴らしくて、思わず聴き入ってしまうんですよね~♪kubotaさんのギタープレー!


帰り際、いつも有難うございます。』とご挨拶して頂いた後、思わず『相変わらずchihiRoさん、笑いを欲しがりますね!(笑)』と話したら『なんか我慢出来なくて(笑)』って。

こんな所もジルデコの楽しさの一端なんだろうねニコニコ