今日は不思議な日でした。

ふと入ったコンビニで支払いの為、レジ前に立ったら「〇〇先輩!」と声をかけられ、最初誰か気付かず(十数年ぶりに会った)同級生の妹と知って驚かされたり、

生活文化大学の卒展を観た、せんだいメディアテークではエレベーターを降りると開いた扉の向こうにここ数ヵ月会っていなかったC姉さんが立っていて「もし別のエレベーターで降りていたら会わなかったよね!」みたいな話をしたり、

従弟が店長をしている喜久水庵の某店へ買い物へ行ったら、たまたま仙台に帰郷していた従妹(店長の姉)とその娘二人とお店で鉢合わせ!5~6年振りの再会が出来ました。

思いがけない場所で、絶妙なタイミングで人との再会が重なりました。これだけでも妙に濃い感じの日。


さて、今日行こうと考えていたイベントは生文の卒展ともう1つ。

それが、せんだい3.11メモリアル交流館で6日から始まった企画展…

結~消防・命のプロが見た東日本大震災

 3.11現場の事実 × 心の真実


被災現場の最前線に立ち、命の現場に直面した若林消防署職員が2011年5~7月に書いた未公開手記やインタビュー、現場で使われた資機材、そして消防の活動記録などの展示。


そんな展示の中でも、消防署職員の手記を読んだ時は胸を締め付けられるような気持ちになった。

「あの時、自分はもっと何か出来なかったのか?あれで良かったのか?もしかしたらもっと救助出来たんじゃないか?」という、いまだに抱く悔いや葛藤と心の内で闘っているんだと知らされ、今まるで目の前で吐露されているようで…

石巻の同級生が語った「自分の家族の安否確認出来ぬまま、被災現場の確認と要救助者の存在確認、そして避難所の準備を職務として全うした…」という話が重なり、その時の場面を鮮明に思い出した。

考える事、感じる事の多い企画展でした。それだけに沢山の方々に観て欲しい展示です。

I さん、本企画展のご案内を頂き、本当に有難うございました。