前記事の続きとなります。
3件目は今年最初の「杜劇祭」の観劇。
フリンジプログラム・短編戯曲『つくりばなし』
会場は純喫茶・星港夜(シンガポールナイト)
原作者は東京の劇団『ままごと』の劇作家・柴幸男さん。
演出は『言言』の飯沼由和さん
出演者は夫役の飯沼さん、妻役の永澤真美さん、この御二人。
30分と大変短い作品です…が!原作の内容が本当に良かった!飯沼さん!よくぞこの作品を取り上げ、演目として紹介してくれた!と心底思えるものでした。
『笑える、でも悲しさ・切なさを感じる作品』
笑える所多々、でも話の根底・背景にはとても悲しい出来事が有り、それを乗り越えんと支え合う夫婦のやり取りを描いた作品。
(悲しい出来事の内容は直接的には表現されてません)
演目の尺の長さという点で、杜劇祭のメインプログラムに昇格するのは難しいのかもしれない。でも、その点だけを除けば、作品も演者もかなり素晴らしい公演。
観ておいて良かった~!