この2日間、久々にお休みらしい過ごし方をしたような…


昨日は『杜の都の演劇祭』の朗読劇で、メインプログラム1本、フリンジプログラム1本をハシゴ。
メインPは井上ひさし著「モッキンポット師の後始末」より丹野久美子さん演出による作品
『モッキンポット師の三度笠』
@Forest Park森のパルク
丹野さんらしい、朗読劇の枠から飛び出たドタバタコメディを演出。
井上作品×丹野演出への期待を裏切らない、何とも笑いの絶えない作品となっておりました。さすがの一言。
フリンジPはダニエル・ジェイミソン著「ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち』より“劇団印象”鈴木アツトさん翻訳・演出の作品
@スラヴ料理アリョンカ
内容はマルク・シャガールと妻のベラ・シャガールの話を描いた作品。
マルク・シャガールの故郷がヴィテブスク(旧帝政ロシア、現ベラルーシ)だという事を今作まで知らず、東欧では未だにシャガールの作品はそれほど評価されていない事を知る。
また、マルク役の村島智之さん、ベラ役の山村茉梨乃さんの演者(読み手)として、役を演じ描き、観客に伝えようとする力量のおかげで、情景が見事に目の前へと広がっていく!本当に素晴らしかった~♪
山村さんに至っては、ベラに似せる為、髪型を同じようにし、衣装も自分で仕立て直す念の入れよう

そして、アリョンカさんから出された食事にはマルク・シャガールが好きだった「フィッシュボール」も提供されていて『出される食事にはこんな気遣い・遊び心が有るのが杜劇祭だよなあ~!』そして、見過ごしてしまいそうな仙台の街中のお店で、演劇に触れる機会を提供する…杜劇祭の原点を見た気がしました。
そして、今日は一昨日伺ったギャラリー越後さんへMARWINさんのグループ展最終日へ。
太陽光が射す時間帯に拝見出来て、夜とは違う景色は本当に眼福でした。
そして、ギャラリーでのお花の販売も最終日だったので…

早速、ガラスのベースに挿して余韻を楽しんでおります。