「心が荒れる」と書いて『てる』
「心を亡くす」と書いて『しい』

なんて言われ、考えてしまうとね…ショボーン


仙台GIGSに初めて行った際、撮影した劇団短距離男道ミサイルの画像をまとめたり、劇団の主宰さんに渡すための印刷作業を粛々とこなし、

その後、舞台の撮影に役立つかと思い、舞台照明に関するトークショーへ。

トークショー・タイトル
    舞台スタッフ・ラボ
      『ひかりが表現できるコト』

司会は(現代美術や舞台照明に精通している)せんだい3.11メモリアル交流館の八巻館長さん。

ゲスト
・兼古 昭彦さん(東京家政大学教授、映像作家)
・志賀 理江子さん(写真家)
・関本 欣哉さん(ギャラリーターンアラウンド店主)


光源としての照明の変遷と、光源としてのLED電球の意識しないといけない点であったり、

ギャラリーの壁面色・光源の色温度による、展示物の仕上げ方にケアが必要である事を再認識。

そして、トークショー冒頭で目から鱗だったのは、舞台照明の観点では影は単なる『黒色』ではなく、照明のフィルター色に影響を受ける事を実演と体験。

光が有れば影も有る。影が有れば光も有る。そして、その光と影の間には無数の色が存在する…こんな事を思い出す、良い機会でした。


やはり、携わる形・職業が違うと、照明そのものであったり、照明が当たる対象であったり、最初にフォーカスする所は変わるんですよね…

当たり前ながら本当に面白い。


あと、私に演劇を楽しむきっかけを作ってくれた八巻さんが、以前にフランスやベルギーで現代美術に関わる活動をされていた事を知り、これはこれで目から鱗な日でしたびっくり