「感動のあまり胸板が厚くなるよね…」
「そうそう、胸板が厚くなるよね…って、胸が熱くなるの間違いだわっ!」
と、浅くなっていた笑いのツボをくだらない言葉遊びで見事刺激されました。
いやあ、仕事で月曜日から張りつめっぱなしだと、どこかで笑いを求めてしまうんですね(笑)
さて、今日はギャラリーチフリグリで明日PM5時まで開催中の写真展を拝見。
専門学校 日本デザイナー芸術学院・仙台校の写真映像科の学生さんによる写真展
タイトル『silhouette』
前回の展示会とは違い、同じ額装・同じサイズで1人1点の展示という取り決め有り。
でも、光学的な明暗のコントラストによるシルエットを表現する者、心理的コントラストにシルエットの表現を求める者、時間的経過にシルエットの表現を求める者…
前回と比較しても1年生の作品が目に見えて良くなっているように感じました。
前回は枚数・サイズの制限が無く、組写真での効果的配置・コマ割りという見せ方に、2年生のほうが一日の長があったのかもしれません。
そんな1年生の中でも、前回観た時から、すでに自分の形を持っているというか、表現したい事を形にするイメージが明確に頭の中で描けているなあ…と思っていた男子学生さんは今回も面白い作品を出してました。
見た瞬間『コレって、前回〇〇撮った人の作品?』って確認したらビンゴ!
目の付け所、表現方法の捻り方が(褒め言葉としての)『変態』本当に面白し、凄い!
そして、もう1人。前回、紅い花をモチーフに、ローキーな写真で非常に力強い画作りが印象的だった女子学生さんが居たんですが、今回は街灯の光とそれが作り出す影によるストレートな画作り。
でも、やっぱり全体を支配するローキーさは健在。
たまたま本人が丁度在廊していたので「コントラストが強く、比較的ローキーな画作りが好きですか?」と尋ねたら、普段のセッティングから好んでそうしているような返答。
彼女も自分の型を既に持ち始めている点は凄かったなあ…
観に行って良かった写真展でした。