久々に終日雨が降らない暑い日☀️でした。
まあ、関東方面に比べたら、どうって事無いじゃないか!そんなレベルの暑さでしょうけど
( ̄▽ ̄;)
でも、木陰に入ると肌に感じる風は秋の雰囲気漂う風。
長雨に秋風…なんかイーグルスの状態とそっくりそのまんまじゃないか?せめて本拠地でCSが出来るリーグ2位になって頂かないと…
さて、ボヤキはここまでにしまして

仙台演劇界の要となる演劇カンパニー・SENDAI座☆Project
樋渡宏嗣さんと渡部ギュウさんが結成して10年を迎えた節目の公演を観て参りました。
その演目こそ、ベルトルト・ブレヒト原作
『(音楽劇)白墨の輪』
日本の物語に当てはめると、大岡越前守が白州で子の親権争いを裁く“大岡裁き”で有名な話を思い浮かべて頂くと分かり易い。
ただし、白墨の輪でその裁きをやるデタラメで、でも人間臭い一癖ある裁判官・アツダクを渡部ギュウさんが演じる。これが本当にはまり役で目が離せない!
そして、そのアツダクと意気投合して仲間のように動く男・シャウワを演じた松崎太郎さんが、舞台狭しと動き回り、声高らかに演じる姿に舞台人としての楽しさを滲み出していた。
このギュウさんと太郎さんの掛け合いを観ている此方が、なんか幸せな気分になるのが不思議で面白い。
私が観た回で主役とも云える、育ての親・ダルシュ役を演じた佐藤舞子さんも素晴らしかった~♪
苦しい状況・境遇の下でも、ただひたすら我が子として大事に育てる事への責任感と愛情に溢れた役柄と、佐藤さんの持つ目(視線)の強さと清廉さを感じさせる所が非常に合っていた。
あと、音楽劇なので出演者皆で歌う場面が度々あるのだが、ショッタ婦人や農婦といった役を演じていた座員の熊谷有夏さんの歌声の通りが良かったのが印象的。
他の出演者とほぼほぼ同じ声量で歌っているはずなのだが、通りが良いというか、抜けが良いというか…
SENDAI座公演で、音楽(歌)とは切っても切り離せないブレヒト作品のようなものをやる場合、今後益々出番が増える事を期待したいですね。
余談…
本日最終日だった『空海と高野山の至宝展』@仙台市博物館を観るついでに…