
夕景・20/06/2017
『事件です!〇〇さんがクラシック聴いてますっ!
』 と言われてしまいました、タカです。

まあ、そう頻繁にはクラシックを聴いていないので、イメージが無いのも仕方がない…と自分でも納得。
クラシックはチェリストの作品を好んで聴いてます

でも、今回は珍しくピアノのCDなんです。
恩田陸さん『蜂蜜と遠雷』の作中で描かれているピアノコンクールで演奏されている楽曲19曲を収めたコンセプトCD。
登場人物にとんでもないアクシデントが発生するとか、大きな困難を乗り越えて…みたいな事柄を描いたものではなく、しかしながらコンクールを通しての登場人物を緻密に書き上げた『蜜蜂と遠雷』
この世界観を補完するもの、より楽しむものとして、聴いておきたかったCD。
登場する楽曲総てを知っていた訳でなかったので、CDを通して音の緻密さ、激しさを耳にする事で、恩田さんが表現したかった景色、頭の中に描いた景色に(どの程度かは計り知れないが)幾分かでも近づけた気がします。
また読み返してみようかな…