すんなり社会復帰出来るのか…
たぶん、そんな事を考える隙もなく、バタバタと以前の日常に引き戻されるんでしょうね…
それでも、GW最終日に午前中から喫茶店でゲラゲラ、最終的にはギャラリー・チフリグリで、顔見知りの方々とゲラゲラ。良い〆日でした。
そんなチフリグリで、昨年よりほぼ月1回開催していた『お絵かき部』なる企画の集大成となる展示会を開催。
企画した主催の方に、展示してある数々の絵の簡単な説明をして頂いた。
その中で、今年中学1年生になったお子さんの絵を観て、どんな感じで描いたのか、その時の状況を聴いて、思わずゾクッとさせられた。
パッと観て、写実的で上手だとか、そういう類いの絵ではない。
なのだが、
与えられたテーマに対する視点・解釈の柔軟性。
溢れ出るようなイメージ量の豊かさ。
対象となったものの特徴を捉える感性。
上手描くのではなく、思ったように真っ直ぐに描く。
頭の中に浮かんだイメージを躊躇無く描ける、脳と指の連動性の高さ。
主催者の方に「これを描いたお子さん、美術部に入部したんですか?」と尋ねたら、どうも美術部は興味無いような話しっぷりだったとか…
学校の成績評価する為の、枠にはめるような授業で、今持っている良さが消されたり、矮小されたりしないか?
せめて、縛りのほとんど無い、今回のような企画に参加し続けて欲しいなあ…と願ってしまった。
主催者の方も思いは同じようで「やっぱり、そう思いますよね!私もこのままじゃ、もったいないなあ…」と。
「描いた本人に、誉められてたよ!と伝えておきます
」とも。

当然、赤の他人ですし、ましてや今後どうするかは当の本人次第なので、私がどうする事も出来ませんけどね…
ただ、まるっきり道を閉ざすような事を、周りの大人がしない事だけ、それを祈るばかりです。