昨日、八幡平市の松尾鉱山団地跡(廃墟)に初めて行って来た。


過去、確かに人の営みが有ったんだという痕跡…

その営みが途絶えたのは、とんでもなく昔の話ではない…

人の営みが途絶えた後、時間の経過に沿うように風化していく人工物を草木が静かに飲み込み、覆い隠していく…


同じようでいて、その実、少しずつ少しずつ何かしらの変化は続いていく…

これもまた諸行無常の表現が当てはまるのであろうか?


リュックに着けた熊除けの鈴が響き渡る中、なんとも不思議な感情を抱いた時間であった。