キネマ旬報ムックから刊行されていた

『女優 夏目雅子』

を熟読中。

今年9月11日で、没後30年になったんですね…

美人薄命とはよく云いますが、27歳で亡くなられてもなお、記憶から薄れる事の無い女優さんです。

夏目雅子さんの場合、見た目が綺麗なんて単純なものじゃなく、役を演じている時の醸し出される雰囲気が素敵なんですよね…

役によって、華もあり、毒もあり、優しさもあり、鋭さもあり。

それを演じている時の佇まいだけで、しっかりと伝える力が有った。

この本の中でも寄稿された方がおっしゃってますが、本当に57歳の夏目雅子さんの演技、見たかったなあ…とつくづく思います。