父親は辛うじて、仙台大空襲で真っ赤に染まる空を遠くの場所から見ていた記憶が有るらしい。

ただ、当時は幼すぎて、なんで空が真っ赤に染まっていたかは理解出来なかったとの事。

曾祖父は軍医として従軍し、壮絶な光景を目にしてきたのでしょう。

家族にある程度までは話しても、話すに耐え難い所が有ったのか、どこかで線引きして話をしなかったようです。


そして、祖父は戦闘機に載り、戦地に散りました。

なので、祖父の顔や声を知りません。


そんな世代の自分だからこそ『正しい戦争なんて存在しない』『不戦の誓い・平和への思い』を絶やしてはいけないと、改めて思いを強く持つ日となりました。