昨日、こんな話が…

とある仮設集合住宅にて、母の日を前にして、カーネーションが贈られたそうです。

その心遣いに喜ばれる方々が大勢の中、複雑な面持ちをされている方々がいらっしゃったそうです。

理由は、その方々ご自身のお母様が、未だ見つかっていらっしゃらない為だそうです。

決して、カーネーションを贈る行為が駄目だった、という事ではなく、まだ踏ん切りや目途がつけられない辛さと、

まだ震災被害は終焉を迎えた訳でもなく、そんな中、人々の記憶や日常から徐々に薄れていく事の怖さを感じているそうです。

“忘れない・忘れていない”その事が僅かでも心の支えとなるメッセージのようなものになれば幸いです。


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