輝く何かが舞い降りてきた。

僕は魅入られたように手を差し延べる。

それは一片の金色の羽根。
軽く小さな金色の羽根。

僕はふと想像する。

魔法の絨毯のように乗って、大空を舞って旅しようか?

セイルのように船に張って、大海に漕ぎだし旅しようか?

心の中の小さな自分が、心踊らせ騒めいている…