喫茶店でコーヒーをドリップしている女性の姿、結構好きなタカです、こんばんは。

この件は後にするとして、今日2度目のフェルメール展に行って来ました。

前回よくよく観れなかった絵画、そしてフェルメールの絵画を改めて観る為に。
同時期のオランダ画家の宗教観や日常への観察眼の素晴らしさ。

そしてフェルメール・ブルーと、レンブラントと並び賞賛される光陰の表現の素晴らしさ。

今思い出しても、窓越しに入ってくる柔らかい光で生まれた、カーテンや衣服のハイライトや陰影による質感の描写が驚異的です。

あとは、手紙だからこそ画になるけど、現代のパソコンや携帯電話でのメールをやっている姿には、詩的要素は薄くて画にならないよなぁ…と思った次第(笑)

いよいよ今展も12日の会期末が迫ってきました。
10日、11日は最終の土・日曜日。駆け込みの観覧で混雑が予想されます。
明日ご予定に空きが有る方、観覧如何でしょうか?

私は、写真を撮ったり、音楽を聴く際のインスピレーション等の引き出しを増やす為に、こういう稀な機会を逃す手はないと考えています。



では出だしのフリについて。

美術館の喫茶スペースでコーヒーを飲んでいて、ふいに気付いたんです。

ギャルソン風の白や黒の衣服に丈の長いエプロンで、スッキリ・すらっとした立ち居振る舞いに、被写体としての魅力を感じてしまいました(笑)

しかも、画的・シチュエーション的に、美術館の一角にあるオープンスペース、というのが一層イイ感じでした。