今日は東京JAZZの放送を聴きながら、仙台市内をブラブラ。

そして、午後1時半には藤崎一番町館へ。

SENDAI座Project による

『十二人の怒れる男』
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の公演を観劇。

アメリカを舞台にした、ある若者の生死を決する、十二人の陪審員のやり取りを描いた法廷劇の傑作。

この作品の舞台を観るのは2度目ではあるが、前回観たのが高校生の時で、その頃の日本では裁判員制度なんて言葉も無い時代。

陪審員の見え隠れする個人的背景と感情の揺らぎ。

また、個人の先入観・偏見の危うさ。

緊張感・緊迫感から来る熱気と、時折見せるクスッと笑いを誘って弛緩させる場面の間合い。

何より演劇開始から、ちょっとした仕掛け的な演出が有り、この時点から終始、観客は舞台に釘付け。

裁判員になったら、自分はどうだろうか?

もし自分がその場に居て、陪審員8番のように冷静で居られるのか?

考えさせられる事も有り、楽しく且つ有意義な時間でした。


今年の年末、杜の都の演劇祭2011‐2012の開催される事、心より楽しみにしております。