オリジナルプログラムE
『表裏源内蛙合戦』~どんぐりと山猫とか、花魁とか~
出典:新潮社「表裏源内蛙合戦」
  :ちくま文庫「宮澤賢治全集8」

会場:日本料理 花はん

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プログラムディレクター・演出・構成・出演:半田深雪さん(魚類の薔薇主宰)

出演者
・渡部ギュウさん(SENDAI座☆プロジェクト)
・桜 桃さん(魚類の薔薇)
・後藤詩織さん(空間実験こがねむし)
・千葉瑠依子さん(すんぷちょ)


この5名の方が、お膳を挟んだ空間をステージ、はたまた花道の如く、井上戯曲を朗読劇として、踊りや唄を交え、和服の装いにて演じて下さいました。

そう、一種のお座敷遊びです。

しかも本日は“十日戎”という事で、始まりの踊りも本日限定、十日戎にちなんだ踊りとなりました。

いやぁ、野良猫同士の掛け合い、花魁猫と山猫の掛け合いに、最初からニンマリ有り・大笑い有り。

そして、演者の皆さんの表情ひとつ、台詞の声色・抑揚ひとつとっても、大変素晴らしく、楽しい1時間でした。

また、忘れてならないのは、この空間と食事を提供してくれた“花はん”さん。
お膳が大変美味しかった!期待以上の素晴らしい食事でした。

椀物(海老しんじょうのお吸い物)を口にした段階で、うわ~!と思って、画像を撮るのを忘れて食べ進めてしまいました。
(辛うじて、茶碗蒸し一品完食した所で踏み止まり撮影)

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こんなキッカケが無ければ、たぶん足を踏み入れる事もなかったであろう、素敵なお店でした。

ちなみに、賤しい話ではありますが、演劇とお膳で三千円(本日撮影日につき、ここから百円引き)

花はんさんとしては、大盤振る舞いのお値段ではないでしょうか?
お店を知って頂く良いキッカケだという、花はんさんの心意気を感じました。

※これがアップされる頃には、このプログラムEの千秋楽が公演されている時間です。