通称“杜劇祭”
今年度のテーマは‐井上ひさしメモリアル‐

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本日は朗読劇8プログラム中、年内に行なわれる最後の第4プログラムの千秋楽でした。

プログラム名『アラビアンナイト』

そう“シンドバット”や“アラジンと魔法のランプ”等、幼い頃におそらく絵本として、誰しもが触れたであろう物語を収めた説話です。

その中から“商人と魔神の物語”と“ハーシブとクジャクの王子の物語”を、

狂気の王・シャハリヤールに、自らすすんで彼の妻となった大臣の娘・シャハラザードが読み聞かせる…

これを館林敦士さんと片倉久美子さんが演じ、

そして、渋谷裕子さんがダンスで、挿し絵の如く表現される形式。


物語の始まりを報せるように、アコーディオンを奏でながらアルチュール千田さんと、

店内の壁の出っ張り等を巧みに使いながら、渋谷さんが舞いながら登場。

その後、館林さんと片倉さんが登場、そして本編の開始。

店内の通路を、千田さんと渋谷さんが時折左右に交差し、

その交差する通路中央で、館林さんと片倉さんが声色や声量を変化させながら読み進める約75分間。

ホント、あっという間でした!

30人程度が入って席一杯になる空間に、響き渡る館林さんの声色の使い分けと声量に、ただただ圧倒され、

また、演者さんの喉を潤す為だけに置かれていたと思っていた、水差しとグラス。

これが見事に物語の小道具として機能しているのに、
プロデューサー・チバカズさん、さすがヌカリ無し!と感心させられました。


それと話は脇に逸れますが、この演劇祭では会場ごとに、デザートやちょっとしたお膳等の飲食が公演前に提供されます。

じつはこれも楽しみの1つで、お店開拓の良いキッカケにさせてもらってます。
今回のMY DINING 葡萄蔵さん。
15時公演はスウィーツが提供されました。
チーズケーキとティラミスが美味でした~♪。
画像を撮っておくの忘れて食べてました(苦笑)

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会場内(終演後)


帰りは、出演者の皆さんが出口で迎えてくれました。タカの独り言&Music Life-201012261634000.jpg

楽しい一時でした。