行って参りました“Autumn Jazz Night@Jazz me blues noLa”

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いやぁ、名雪さんのおかげで、素敵なボーカリストに出会えた~!

というのが、率直な感想です。

ウィリアムス浩子さん、容姿はどこか、ふわっとした感じの方なんです。

歌声はというと、中低音域のしっかりとした、抑制を効かせながらも華のあり、

すごくストレートに、表現力豊かに観客へ伝える力量ある方でした。

“Lush Life”では、バーのカウンターで、とある女性が肘をついて、

「あんな奴…、もう恋なんかするもんか!」

とか愚痴りながら、深酒している情景が見えてくるようで、この曲をここまで歌える方がいたんだなぁ、と感動させられました。

また演目には、ガーシュインの楽曲やアニタ・オデイが歌っていた楽曲があり、
4年前の11月23日に亡くなられたアニタの曲を、

アニタに感銘を受けて、曲を歌い継ぐ道を歩もうとするW.浩子さんに出会えたのも何か不思議なものを感じます。


ピアニストの後藤浩二は、まさに飄々とした感じの方というのが第一印象でした。

なんですが、いざ演奏が始まると、鍵盤の上を滑っていくような指使いで、一音一音を滑らかに、優しく奏でる方で、良い意味で期待を裏切って頂きました。

まさにボーカリストとの相性を考えると、素晴らしい技量とスタイルでした。


名雪さんは、宮城にお住みの方なら、是非ご自身の目、耳で確かめて頂きたい。

日々研鑽・進歩する技量と、人を惹き付ける人柄、すべてを見聞きして下さい。楽しいですよ~♪


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また、このトリオでの再演を熱望致します。