仙台では今からの桜が、本日、東京に降り立つと、下を見れば、桜色に染める花弁の絨毯となり、上を眺めれば、陽射し強き夏の準備とばかりに、柔らかな葉桜の様相を見せていた。

そんな景色の中、恩師とのお別れをしてきた。

戦争を経験し“同期の櫻”や“花”といった歌が大好きだった恩師が導いたような、桜の季節の、穏やかな日の告別式であった。


先生、本当にありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。