今日は柴田淳さんのコンサートにお邪魔しました。

場所は、仙台市泉区に在ります“イズミティ21”
そこの大ホール(収容人数1456席)にて。

デビュー間もない頃に、仙台のTV局のイメージソングとして抜擢。

以来、宮城では根強い人気が有るシンガーの1人ではないでしょうか。

あと4公演有るので、マナーとして内容は伏せさせて頂きます。

中音域から高音域へ移る時の澄んだ、伸びやかな声は耳触りが良かったなぁ。

ビブラート?を声が出ない為の誤魔化しで使う人もいる中、自然と出る範疇での僅かな揺らぎ。

それと、伸びやかな高音が、声量が落ちる訳ではないが、何故か儚さやガラス細工のような壊れやすい危なっかしさを感じさせてくれました。

せつない系、薄幸系の曲や曲調とその対極のような人生歌の対比が素敵なシンガーさんです。

また、彼女の魅力といえば、曲全体の印象とかけ離れた、跳ねた感じの笑い声やトークが時として楽しめる事でしょうね。

その点では、中島みゆきさんを彷彿とさせる部分があるのかな?

終盤に“大きなヒット曲がない自分を見つけてくれて、そしてまた、こうして足を運んでくれて、有難うございます”といった感じの事を話されていました。

しかし、途中で挫折を味わい、歌う事を止めようかという所から、一歩前に踏み出し、歌い続けている事に、私は敬意を表します。