この映画は、2005年のロサンゼルス・タイムズのコラムとして掲載された、実在するチェリストの物語を映画化したものである。
核となる人物は2人。

1人は、チェリストのナサニエル(ジェイミー・フォックス)

もう1人は、コラムニストのロペス(ロバート・ダウニーJr.)


概略としては、

過去に、ジュリアード音楽院に通っていた才能あるチェリスト・ナサニエル。

しかし、今彼は訳有って、路上生活者となっている。
その訳とは?

そして、路上の彼を見たコラムニスト・ロペスは、その訳を探りながら、深く関わり、そのことで変化していく自分自身をも、コラムとして綴っていった…。



この映画を観終わった後、
友情とは?信頼とは?手を差し延べるとは?

色々と考えさせられる事が有った。


また、ジェイミー・フォックスはこの映画においても、

“ALI”“Ray”でも見せた、人物考察の深さと、まるでその人が憑依したのでは?と思わせる程の素晴らしい演技を見せてくれている。


主演者のクレジットをきっかけに観る事にしたが、良い映画に逢ったなぁ、というのが私の感想です。