走り屋 魂!~vol,16 | こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ

走り屋 魂!~vol,16

1990年代前半に一世風靡(そいや!)した

「ラン&シュート」(R&S)について


メリットとして

①WR(ワイドレシーバー)は速い必要はない。

②オフェンスラインも覚えるアサインメントが少ない。

③QB(クォーターバック)も大砲のような肩は必要ない。

RB(ランニングバック)はパスプロテクションとランブロックが

  適度にできればいい。


一方では、

下記の問題点があり、採用するチームが減ってます。

①広い視野を持ち、判断能力が高いQBが必要である。

②ランプレーのバリエーションが少なく、そこを補う

  走れるQBが必要である。

③守備にアジャストしたパスコースを取るのが原則で

 WRとQBの意思疎通が必要なためかなりの練習量が必要である。

④パスプレーに特化するのでディフェンスに守られやすい。

⑤守備の戦略が高度化し、TEを置かずにラインだけでの

  パスプロテクションでは、QBを守るのは困難になってくる。

などの理由が挙げられます。


ただし、現在は学生、Xリーグの名門チームのように

ラン&シュートの長所だけを取り入れたオフェンスを採用している

チームは多々あります。


進化型ラン&シュートキラキラと言えるでしょう。


ラン&シュートのオフェンス体型は、

レシーバー4人、RB1人が基本でダウン下の写真や図といったものが主流です。 こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110330001 こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110330004


こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110330002 こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110330003


進化型は、アップ上の2つの図赤丸SB(スロットバック)

多様化することでプレーのバリエーションを増やします。


例えば、モーションさせてボールキャリアーとして

ランプレーに加えたり、フェイクしてパスプレーをするなど

ディフェンスを翻弄させることが出来ます。


オフェンスラインは、ゾーンブロックを採用し、どんなランプレーにも

対応できます。


進化型ラン&シュートでは、バックス陣の能力がポイントになり

・走れるQB

・ディライト走法ができ、

        パスキャッチが得意なRB、SB

・ディフェンスを理解できるレシーバー


上記の条件を満たすのであれば

是非、チャレンジしてみてはどうでしょうかはてなマーク




冒頭にあった一世風靡ダウン

こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-そいやぁ!

柳葉敏郎さんや哀川翔さんは有名ですが

下の写真の方々ダウンもメンバーでした。

こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-一世風靡メンバー







ポチっと1票クリックいただくと今後の励みになりますのでご協力願います。

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 その他スポーツブログ アメフトへ     

                       にほんブログ村