色々偉そうなこと書いてすみませんwww
私は大学、大学院で経済成長論を専門としてきました。
理論分析が専門だったため、実体経済とは乖離した部分もありましたが、ここでは実体経済について話したいと思います。
経済は常に成長しています。それは、業務の効率化や技術革新、労働人口の増加などが挙げられます。
と言うか、成長しなければならないのです。
昔を考えて下さい。
昭和40年の1万円は、今の価値で幾らくらいか。
約4万2000円と言われています。
この60年近くで4倍になっているのです。
その分賃金も上がっていますよね。
経済が成長した証拠です。
さて、現代では財やサービスが溢れ、もうこれ以上経済は成長しなくていいんじゃないの?とおっしゃる方もいらっしゃいます。
それは違うと思います。
私が学生時代、ある授業で「日本は経済的に十分に成熟した社会だから、経済成長率は0%でよいのではないか」
と持論を述べた教授がいて腰を抜かしました。
財やサービスは「買い替え需要」と言うものが常にあります。
更に成長率0%はまさに今の日本経済であり、デフレが問題になっています。
つまり、常に2~3%のマイルドなインフレ状態が必要と言うことです。
それに伴って賃金も物価も、少しずつですが上がっていかないとおかしなことになります。
よくラーメン1杯いくら、のように例えられる、あれです。
繰り返しになりますが、経済は常に成長していないといけません。
0%ではダメなのです。