あえて現行プレーオフ制度に関して

ロッテ優勝から一夜明け、僕は恒例のスポーツ紙買い漁りから1日が始まりました。

主要紙は全て1面ボビーでいいことはいいのですが、やはりというか、2年続けて2位チームの優勝という結果に、現行プレーオフ制度に関して疑問の声が上がっているのも事実です。



内容はどうあれ、今年はソフトバンクがロッテに4.5ゲーム差を付けての1位通過であり、日程的にかなり不利であったことは否めないと思います。そのあたりに問題がかなり残されており、来年以降プレーオフがなくなることはないであろうと思いますが、制度自体は変えていかないといけないし、昨年、今年の結果はいいきっかけにもなると思います（まぁ、本来だったらソフトバンク3連覇なはずだったわけだし）。



ご存知の通り、メジャーでもプレーオフ制度があるわけですが、これは30球団というその球団の多さだからこそ成り立っているような気もしますし、逆に地区制にしてプレーオフでもしないと消化試合がアホみたいな数になってしまいますしね。



現行制度の改正に関しては様々な意見が出ていますが、

?セ1位vsパ2位、パ1位vsセ2位のトーナメント

?アドバンテージの見直し

?パリーグ前後期制

一番現実的なのは?アドバンテージ見直しじゃないでしょうか。

何だかんだ言ってもプレーオフ制度自体は興行的には一応の成功を収めていますし、?では日本シリーズとごっちゃになっちゃう、?は過去に不人気ですぐに取りやめになった、という前例があります。1リーグ3地区制という意見も出ていますが、どうも心情的に1リーグには素直に賛成できないというところです。

もちろん、この場合は球団数を増やしての1リーグですから、昨年の球界再編騒動の時の話とはちょっと変わってきますけどね。



個人的には前後期制を試してみてもいいような気もしますが、失敗するかな…。

しかしそれ以前に、こういう表面的制度を細かくいじる前に球界の構造を改革して、それこそJリーグのような完全なピラミッド型構造にしないと何も話が始まらないような気がします。