ミクロ経済学に「情報の非対称性」という概念がある。



経済主体のその財に関する情報は、通常売り手は熟知していても買い手は多くの情報を持たない場合が多い。



例えば中古車市場。



その中古車の「本当の品質」を、売ってる店側は知っていても客は知らない(例えば事故暦隠してたり、メーター巻いてあったり)ことがある。すると何だかんだで良い車は市場から排除され、クソ車のみが市場に残る(証明省略)。

ちなみにこれを経済学的にAdverse Selection(逆選択)といいます。他に保険の例なんかもあるよね。



いや、今日ちょっとした情報の非対称性から相手に誤解をされたわけで。

別に経済学ひけらかそうとかそういうことではないんだけど。

何と言うか、難しいですな。人対人は。



非対称な情報を頑張って完全情報化しようとしても、人間対人間だとそこに「理解の仕方」という、こっちじゃどうにも出来ない問題が生じてくるわけで。

それを無理やり数式化しちゃうんだもんなぁ。



やっぱ経済学って役に立たんわ(爆)。