山里は | (本好きな)かめのあゆみ

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山里は 冬ぞさびしさ まさりける

人目も草も かれぬと思へば

 

源宗朝臣

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

2018年は戌年ですね。

 

最近ねこ族に押され気味のいぬ族ですが

今年は捲土重来

挽回できますでしょうか。

 

都から遠く離れた山里。

 

もとよりさびしい場所とはいえ冬は特にさびしさが募ります。

 

ひともさらに遠ざかり

草木さえも枯れてしまうのですから

さびしいことこのうえなしです。

 

じゃあ山里なんかにいなけりゃいいじゃない

って軽々しくいわれるかもしれませんが

山里があってこその都のきらびやかさ。

 

あるいは都の喧騒を逃れるための山里の静寂。

 

日々の競争(狂騒)に疲れたあなたは

ときに山里であなた本来のリズムを取り戻すことができるかも。

 

今年はぼくにとっては真価が試されるかもしれない年。

 

世界もどうなっているか予測がつかない

っていうか悪い予感しかしない

っていうのが本音ですが

どうか平和でありますように。