小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
今ひとたびの みゆき待たなむ
貞信公
嵐山と向かい合ってそびえる小倉山。
その峰をうつくしく彩る紅葉。
その葉にもし心があるのならば
もう一度あるであろう行幸を
散らずに待っていてほしい。
ア、秋。
元日に
名にし負はば
を詠んでから
1年もはや3分の2を過ぎてしまいました。
ここまでろくなことを何もしてこなかったのでは
とつい不安になってしまいますが
ていねいに思い返せば
それなりに紆余曲折も心境の変化も
それから人間についてのあたらしい観察も
ありました。
残りの4か月(もう半月すぎましたが)
秋の涼しさとともによみがえる気力を頼りに
脳も身体もよろこばせたいなと思います。