おひさしぶりの椎名林檎さんのアルバム。
シングルは結構おりおりに発表されているので
このアルバムに入っている曲でも
なつかしいと感じてしまうものもある。
静かなる逆襲
自由へ道連れ
走れゎナンバー
赤道を越えたら
JL005便で
ちちんぷいぷい
今
いろはにほへと
ありきたりな女
カーネーション
孤独のあかつき
NIPPON
ありあまる富
ばらばらに発表されているシングルの曲たちも
まるで最初からこのアルバムに収録することを予定していたかのように
全体のバランスにぴったりと嵌ってくるから不思議というかなんというか。
自由へ道連れ
なんかはだいぶ前の曲のような気がするけど
ぜんぜん色褪せないし
むしろアルバムに収まることで
あたらしい命が吹きこまれたかのように魅力的。
走れゎナンバー
はかなりかっこいい。
フルートの音が和楽器みたいで
木枯らしが吹いていてオトナ。
ちちんぷいぷい
は
林檎さん登場のauのisaiのCMでかかってたりもする。
ゴージャス。
孤独のあかつき
は信猫版とやらで英語詞。
ポップさがより増す感じ。
NIPPON
はサッカーとは無関係に聴いても
清冽な風が吹いているイメージで
颯爽。
疾走。
解放。
椎名林檎の足跡は
変わらず変化し続けている。
――日出処――
椎名林檎