しぶとく続いて
第ニ五集。
この手の漫画は
この時期には
厳しいですね。
作者が巻末の
紙ブログ
で書いているように
もう一体何を描いたらいいんでしょうか?
という苦悩が伝わってきます。
でも
今回コミック収録分は
それ以前のものだと思います。
第二百四十一話 蔓延元年のハロウィン(悪貨は良貨を駆逐する)
第二百四十二話 安定期というには若すぎる(7歳までは神のうち、七五三にそういう意味があったとは)
第二百四十三話 いろいろと飛ぶ教室(いろいろと過程をすっ飛ばすことの多い世の中でございます)
第二百四十四話 五位は五六年前から焼き芋と云ふ物に、異常な執着を持ってゐる(優位すぎて相手にされない逆差別)
第二百四十五話 人間悪平等起源論(全員シンデレラの発表会)
第二百四十六話 さ部(2名以上同じ嗜好の人が揃えば強制的に部活認定、木目妄想部って)
第二百四十七話 ハラの立ちたることもなしと思えば(発想を転換すれば、腹も立たぬ、けれどもまたもや木目妄想部)
第二百四十八話 七草物語(こんなに草ばっか食べたら草食動物になっちゃうよ)
第二百四十九話 イワンのなかば(道半ばで断念したことの方が印象に残る、ツァイガルニク効果)
第二百五十話 一杯のエスプレッソ分(カフェ・ソスペーゾ、あなたがたくさん払ったから、安く手に入れられる人がいる)
表現の自由に関する都条例改正への
反対キャンペーンなのか
木目妄想部
のくだりはちょっと鼻につきました。
けれども七草物語の
無病息災少女 なな★くさ!
はいいアイデアです。
好きです。
カフェ・ソスペーゾ
って知りませんでしたけど
カッコイイですね。
-さよなら絶望先生 第ニ五集-
久米田康治