一瞬で日常の平穏が奪われる。
被災地に呆然と立ちすくむ人の
写真を見ると
自分がその風景の中の
その人になったかのような
錯覚に囚われ
胸が締め付けられます。
さてこれからどうしようか
なんて
とうてい考えられるものではありません。
未だに
安否も分からない人が
大勢いますし。
どんなに辛くても
おなかは空くし
トイレにも行きたくなりますが
それすらもままならない
避難所生活。
一方で
必死の救援活動
支援活動をなさっている
みなさんのことも考えます。
消防関係のみなさん
役場関係のみなさん
自衛隊のみなさん
医療関係のみなさん
警察関係のみなさん
いろんな小売店のみなさん
電話関係のみなさん
水道関係のみなさん
電気関係のみなさん
ガス関係のみなさん
報道関係のみなさん
まだまだたくさんのみなさん
なかには
自ら被災しながらも
それぞれの職務を全うするために
ご尽力なさっている方も
おられると思います。
長期の課題になります。
みなさんにも
適度な休息が与えられますことを。
人命救助の段階
被災者支援の段階
復興支援の段階
と状況は推移していくと思いますが
16年前に人々を絶望に陥れたあの震災からでも
神戸、兵庫は
確実に
そしてさらに強く甦っています。
個々の傷跡は消えることはありませんが。
被災地に思いを馳せながら
それぞれが
それぞれの持ち場で
自らの役割をしっかりと果たしていくことが
大切だと思います。
こう書いてはみたものの
やっぱり軽々しく響くことばでしかありません。
書くことを生業にしている人たちは
このことを書くことに
相当の苦しみを背負うことに
なるのでしょうね。