さよなら絶望先生 第二三集 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

9月に第二二集を読んでから

はまりにはまって

二一、二十、十九と遡り

現在四集までたどり着いています。


大人買いです。

無駄遣いかもしれません。


でもまあ

ポップに斜に構えた

この世界観が

ぼく好みなので

良しとしましょう。


さて最新

第ニ三集。


相変わらずくすくす笑わせてくれます。


ネタ切れといいながら

次から次へとよく思いつきます。

(もちろん見覚えのあるネタの

焼き直しのときも多々ありますが

単行本もニ三集までくれば

無理もないでしょう。)


第二百二十一話 さまよえるミランダ人(前もって警告や注意を与えておかないとあとで何をいわれるか分からない世の中の話。)

第二百二十ニ話 幸いなるかな心貧しき土地(パワースポットならぬプワースポットの話。そこにいるだけで心が貧しくなりそうな場所。)

第二百二十三話 摘むや摘まざるや(犯罪の芽を些細なことに見つける話。)

第二百二十四話 その神は今生まれたばかりだといふ事は一目に解った(同じ行為でも受け取り手によって解釈が変わってしまう話。この話で奈美ちゃんがあのグループに。)

第二百二十五話 清兵衛が瓢箪で瓢箪が清兵衛(見た目は変わらないのに中身が変わっている話。)

第二百二十六話 花ムコ村と貴族たち(六月の花嫁の幸せは六月の花婿からの搾取によって成り立っているという話。)

第二百二十七話 別れろ切れろはしっぽの人にいう言葉(トカゲのしっぽ切り。切られたのはしっぽかトカゲ本体か。切られた優秀なしっぽたちの逆襲の話。)

第二百二十八話 分母変(同じものでも分母が違えばその価値は異なるという話。)

第二百二十九話 光あれ。するとワカメがあった(真夏にエアコンが壊れてあまりの暑さに妄想が爆発している話。)

第二百三十話   老人は網などなくしてしまった(何気なく放置した物が他者に思わぬ迷惑をかけるというゴースト・フィッシングの話。)


巻末には

AKaBane84物語

がスタート?


千里ちゃんと晴美ちゃんの幼少時を描いた

ほのぼの3コマが結構好きです。




-さよなら絶望先生 第二三集-

久米田康治