京都国立近代美術館で開催中の
上村松園展
の鑑賞に行ってきました。
きっとこれからさらに混雑するでしょうから
それと比べると
まだまだゆっくり観られる状況だったとは
思いますが
贅沢なぼくは
やっぱり美術観は平日の空いているときに
限るなあと感じました。
とはいえ
展示点数がとても多くて
見応えがありました。
焔
や
草紙洗小町
は11月25日以降の展示のため
今日は観られなくて
残念でしたが
序の舞
や
砧
は逆に11月23日までの展示で
観られました。
特に
序の舞
は
5年前に
奈良の松柏美術館で開催された
生誕130年の上村松園展で
観たときも
静かで品のある
しかも格が違うといった作品から醸し出される
オーラに圧倒されましたが
やっぱり今日も感激でした。
若い頃の作品が好きという人も多いですが
ぼくはやっぱり円熟期の作品に唸ります。
母子
夕暮
晩秋
なども好きな作品です。
特に
晩秋
の着物の色なんて
実に鮮やかです。
常設展の方にも
上村松園さんの作品が
多数展示されいますし
他の画家の美人画もあり
それぞれの違いを愉しむことができます。
セットで入場できるので
是非とも観ておくべきです。
そういうわけで
色づき始めの紅葉を含め
京都の秋を美女たちに囲まれて過ごした
土曜日なのでした。