アバターの秘密 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

アバターの秘密

ってほどでもありませんが

気づいたことをメモします。


アバターっていうのは

インターネット上の分身で

ピグみたいなもの

っていうことでいいんですよね?


そのアバターを

手も足も声も使わずに

脳波だけで

動かす

っていう研究がされているそうです。


新聞で読みました。


正直なところ

ぼくはネット上の仮想空間には

それほど興味はなく

実社会の人間関係で

疲弊しきっているところに

ネットにまで人間関係の煩わしさを

持ち込む人の気が知れない

って思っています。


けれども

脳波だけでネット上のアバターを

歩かせたり走らせたり飛ばせたり

できるようになれば

手も足も声も使えない人の

可能性が広がるんですよね。


実社会では

いろんな障がいのせいで

自由な行動を制約されている人にとっても

いい技術ですよね。


実社会では

コミュニケーションがとりにくいような

人どうしでも

ネットの世界では

対等ということになるでしょうね。


そもそも

仮想空間とはいえ

その仮想空間を利用しているのは

あくまでも現実の自分であって

ということは仮想空間でのできごとも

現実の自分の生活になにがしかの

影響は与えるわけですから

現実の一部には違いないのです。


ぼくが知らないだけで

すでに

ピグの世界や

ネットゲームの世界で

ファッションや遊びの実験が行われ

それが実社会に取り込まれているケースも

あるでしょう。


もしかしたら

災害時の人間の行動パターンや

学校での苛めの発生過程などを

調べるための

実社会ではなかなかできない

社会研究のツールにもなっているかもしれません。


現実には行き詰っている

いろんな社会問題を解決するための

アイデアがたくさん生まれる

場になっているかもしれません。


そういうわけで

アバターをはじめ

ネット上の仮想空間

(もはや仮想社会というべきかもしれません)

の存在意義をはじめて見直したのでした。