先週に引き続き拝見。
野田秀樹さん
おとなで少年です。
一度に大量の人に情報を送り
大量の反応が期待できる
twitterの話になったとき
俺は300人しか入れない舞台を観てくれた
太田さんが20年以上経った今
俺の演劇を熱く語ってくれることに
幸せを感じる
との言葉はなるほど。
広く浅くか
狭く深くかは
よくあるテーマではあるけれども
実のところ核心。
それぞれに良さはあるのだろうけど
広く浅くっていうのは
やっぱり物足りないかも。
狭く深くっていうのもしんどいけれども。
以前から野田さんが言っていたことで
今夜も出た言葉をもう一つ。
ある意図を表現するための手法としての演劇は
つまらないし罪悪ですらある。
演劇は演劇をする行為そのものが目的であってこそ
美しい。
踊りたいひとが踊るように
歌いたいひとが歌うように
演じたいひとが演じるならば。
当たりたいから当たった
カスパー・ハウザーのように。
若い頃の野田さんのような
新人はどこかにいるのだろうか?