人間の安全保障 | (本好きな)かめのあゆみ

(本好きな)かめのあゆみ

かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

何年か前に

人間の安全保障

という文字をみて

衝撃を受けた。


ぼく好みの

字面。


正確な意味はさておき

ぼくなりに解釈すると

こんな感じ。


国家間の安全保障

っていうと

日米安保とか

そういうのをイメージする。


どちらかというと

必要悪

みたいな感じで

国家の安全のために

個人や地域の自由を制限するような

イメージがある。


そこへ現れたのが

人間の安全保障。


国家という大きな枠ではなくて

ひとりひとりの人間の尊厳を

大切にするという

意気込みが感じられる。


国家と国家の間で国家間。

人と人の間で人間。


たとえば

極度の貧困は認めない

人間を奴隷状態におくことは認めない

恐怖心で人間を支配することは認めない

同意なく強制的に何かをさせることを認めない

など。


最低限のセーフティーネットを

人類共通のツールとして

もっておくことは

自分自身の安心にもつながるはず。


たとえ今が恵まれた環境にあるとしても

5年後10年後にどのような

時代になっているかは

はっきりいって分からない。


グローバルな規模で

ひとがひとから搾取するという状況を

よしとせずに

状況や環境は違えども

対等な立場で

お互いの尊厳を大切にしながら

生きていくことができる世界が

幸せだと思うがどうだろう。


そのためなら

みんながお金を出し合えるような

気もするけれども。


まあ

お金の問題だけじゃなくて

哲学の問題かもしれません。


とにもかくにも


あなたの安全も保障するから

ぼくの安全も保障してくれ


っていう感じです。