結婚と国家 | (本好きな)かめのあゆみ

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昨日の

ハーバード白熱教室

のなかで


同性結婚を政府は認めるべきか


っていうテーマで

サンデル教授が

学生に議論させていました。


認めるべきでない

認めるべき


でやりとりしていたんですが

ぼくにとっては思いがけない

第三の選択肢が。


政府はいかなる結婚も

認めるべきではない。


というものです。


つまり


当人同士が合意していれば

別にわざわざ

政府が認める必要なんてないでしょ


っていうものです。


なるほど。


そういわれてみれば。


そもそも

結婚を

政府に認めてもらっている

という風に理解している人は

今の日本にどれくらいいるでしょう。


目から鱗でした。


確かに婚姻届を役所に提出しない

事実婚

っていうのはありますが

いろいろな制度面で

めんどくさそうですよね。


さて

役所への婚姻届がもし不要になれば

国民生活は安定するでしょうか。


嬉しい人もいるでしょうけど

今の日本では不安定になるでしょうね。


そういうわけで

ぼくたちの結婚は

2人の愛の結果でもなんでもないわけです。


でも

役所への紙切れ1枚に頼らずとも

強固な信頼関係の上に成立している

婚姻関係っていうのは

理想的ですよね。


そういう共通理解ができれば

そういう時代も来るのかもしれません。


ちなみに教授の話は

この話とは全く関係がありません。