ソフィーの世界 上 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

ミステリーや

ファンタジーの

要素を

備えていますが


基本

哲学の歴史です。


だから

哲学に興味のない人には

しんどいかもしれません。


でも

哲学に興味のない人って

いるのかなあ。


自分は何者で

何のために生きているのか。


自分で哲学とは思っていなくても

やっぱりそれぞれ

何か考えていると思います。


哲学に興味のある

ぼくにとっては

面白い本ですが

途中(中世のあたり)

やっぱり教科書的で

辛いところもありました。


1回読んだだけでは

よく分かりません。


面白かったのは

やはり


ソクラテス

プラトン


のあたりと


ルネッサンス


が始まってからです。


こうして

順番にみていくと

哲学のテーマは

古代に既に検討されていて

あとは

議論を繰り返しているように

思えます。


結局


問い続けること


に意味があるとしか

言いようがないのかもしれません。


下では

ミステリーの要素も

かなり展開しそうで

期待しています。


ニーチェや

サルトル

カミュ


なども控えていますし。


それにしても

主人公のソフィーは

15歳手前で

実に理解力があります。


女の子は

ませているとはいうけれど

ぼくの15歳ごろでは

とてもこんなやりとりは

できません。



-ソフィーの世界 上-

ヨースタイン・ゴルデル