生まれてこの方ずっと大阪で生きています。
大阪は好きなんだけど、
全国に流通している
「お笑い」「粉もん」
の偏ったイメージには、ちょっと抵抗があります。
もちろんぼくも、「お笑い」も「粉もん」も好きです。
ただ「お笑い」については、量産化されたテレビ向けのものは、
ちょっと嫌なときもあります。
やってる芸人さん自身も本当は嫌なんだろうな、と感じるときさえあります。
谷崎潤一郎さんの「細雪」を読んでいるときは、
美しい関西の言葉や情緒の描写に憧れを抱きました。
こんな大阪がいいなあ、と思ったのでした。