今日のお昼、フジテレビで「ザ・ノンフィクション
」という番組が放送されていた
番組の内容的には、
番組のタイトルが示すとおり、
ノンフィクションのドキュメンタリー番組
今回の内容は地方出身者の18歳の男の子と女の子に密着して、
それぞれの夢を叶えようという思いを胸に東京に出てきて…
ということで、タイトルは「上京物語2010」
今回、密着した男の子は秋田出身
モデルになりたい、ということで高校を卒業後、
東京に出るために、東京の鉄筋工事系の会社に入った
そこでは全く初めての経験ばかり
思い資材を運んでの重労働
だけど、そのために東京に出てきたわけじゃない
その男の子はモデルになるためにモデル養成スクールに通い始める
だけど、男の子は慣れない環境や他の人の差を見せつけられて落ち込む
さらには、モデルとしての第一歩として
オーディションとしてモデル事務所の人と話すチャンスを得る
そこで自分の夢をそこで話す
「自分はモデルでやっていきたい」
しかし、無情にも事務所の人は
「そういう人間は一握りで、モデルだけで食べていけるような甘い世界じゃない」
と切り捨てる
現実と夢と理想の狭間で苦しむ若者
男の子はモデルになるために、会社を辞める
それはモデル養成スクールやオーディションを受けるのは
ほぼ平日でないといけないし、仕事をしていると、
休みは日曜日と祝日
その中で、自分は会社を辞めて、もう一度秋田に戻って
お金を貯めてもう一度東京に出てこようと決意する
というのが、男の子側の簡単な内容
この番組のことについて千秋さん(@cirol777
)さんがこういうこと
を言及していた
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この時間のこの番組結構好きだけど、今日はずっと冷めて観ていた。
上京物語っていつもこう?頑張る男子はどこにもいないのかな。
なんだこりゃって思った。こわくなった。ド根性物語が観たい。
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自分も同感
だった
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@cirol777 同感です。なんかしっくり来ませんでした。
若者がくじけることに対して美しさを見出しているような感じがしました。
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これ、twitterのやりとりです
正直、自分も見ていて上に書いたとおりなんだけど、
なんか夢ってもんは、こういうものなのかな?って思ってしまった
男の子の場合、モデルになるっていう夢があるなら、どうして方法を探さないんだろうか
別に仕事を辞めることもなかっただろうし、
秋田に戻ったところで、また何かが変わるのだろうか…
番組自体は演出がもちろんあるんだけど、
その中で、何かにくじける現代の若者の姿をきれいに見せ過ぎだと思った
くじける姿に同情してはいけないのだ
背中を押してあげればいいのだ
でも、その姿に同情して、保護したり夢っていうキラキラしているものを
キラキラのままにしていて、あぐらをかいたまま、
夢物語の台本を書き続けてばかりじゃないけないのだ
実際に自分の夢は自分が演じるしかないのだ
自分がスターなのだ
オレには夢があるんだ
そういう風に夢を語るのもいいと思う
でも、それって言葉だけじゃダメなんだよ
実際に現実と夢の実情の差を縮めなくちゃいけない
それがキラキラじゃなくてもいい
どんなに泥まみれのストーリーでも
たどり着くまでがんばる姿勢が一番キラキラしているんだとオレは思う
夢を語ることが美ではない
夢に向かっているその途中経過がキラキラしているんだ
とか思ったわけです