9月28日の夜が明ける | TAKASHI BLOG

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移ろい行く日々の中で思ったことを心のままに描いていこうと思います
presented by takashings since May 19th 2006

今のこの夜は誰のものだろうか

いつの月なんだろうか


日は徐々に長くなっていく


冬に近づく日々を重ねるほどに



ひたひたと月の元を歩く



冬の空を思い出す

風はいつの間にか冷たさを含み

肌寒い空へ変わる


秋だ


もういつの間にか秋なのだ



季節はいつの間にか変わって

過ごしやすいと呼んでいた季節は風に吹かれ、

秋がもう空を包んでる


遠い季節を歩く





さよなら、空

同じ空だけど、見えているのは

その瞬間瞬間違う違う空なのだ


嗚呼、五月雨式に心に落ちてくる切なさのしずく






秋は切なさの降る季節だ




僕らは繊細な気持ちの中を

目を覆って歩いているのだ


見えないふりをしているのか

見ないふりをしているのか

見えていないだけなのか



心が求めているのは何だろうか




切なさの降る秋


さよなら、空




別れのさよなら

嗚呼、秋を憂う夜

月はただ空に漂う