どこへゆく
オレの中のもう1人のオレ
あぁ、こんなにもオレは幼い存在だったのかと
もう1人のオレは胸を張って言いやがる
どうすっかね？
まー、わかんねーけど、このあたりで手を打とうか
旅の途中
まだ先は見えぬ
しかし、どこにも不安は見あたらない
なぜなら、オレたちは全てを失ったからだ
あの日、夢を脱ぎ捨てたオレたちは
現実という名の服を着てここまで歩いてきたんだ
けっこう居心地良かったのか、
いつの間にかこの服が馴染んできたのか
どっちかはわかんねえけど、
今はやっぱこの服装がいいかもしんない
夢は捨てた
だけど、もう一度、
この場所から走り出してみたら
案外気持ちよかったんだよね
やべ、このまま地図を描く旅に行こうかな
どこへゆく
オレの中のもう1人のオレ
てめえのポップはオレのロックと混ざり合って
現実も飴玉にしちまうか
全くの未来も不安に感じないけど、
くだんねーぐらいにポップ
シャドーボクシングって見えない相手と戦ってんだ
つまり、敵はどこにでもいるし、
敵はいつでも現れる
ほら、もうすぐそこに
やばいぐらいに見えない未来
もっと来いよ
早い時間と早い流れで
オレの中のオレを引きちぎってしまうんだろ？
どんなに無様でもオレは敢えて倒れてもいいんだぜ
未来なんて期待しねえもんだ
オレは今に期待して、
そして、オレはオレに期待する
だって、それが現実のルールであり、
見えない敵に打ち勝つ術になりうるのだ
あぁ、ニュー・エイジ・ストーリーってこんなにもご託しか並べないのかよ
言いたいことだけ言ってふざけてるオレ
あぁ、やべえぐらいに無様だね
ってかさ、もういい加減にいい加減になってくんね？