川平法とは新たな促通手技や電気・振動刺激によって、対象者の意図した運動を実現し、反復することです。このアプローチにより、麻痺、脊髄損傷、末梢神経障害や感覚障害によって困難となった随意運動を実現するため、必要な神経路を再建・強化することを目的とした神経路強化的促通法です。
主として脳血管疾患の片麻痺における手指や手関節を含めた上肢の麻痺、歩行、日常生活動作の改善を目指します。治療効果を高めるため、快適な電気・振動刺激などを併用します。川平法は脳卒中ガイドラインにも記載されているエビデンスのあるリハビリテーション治療法でもあります。