12/18 大阪大学大学院医学研究科 健康スポーツ科学講座・スポーツ医学 中田研教授

によるWEBシンポジウムが開催され、

午前診察終了後、2診の場所を利用して受講しました。

 

◆演題:スポーツ膝関節障害から早期OA:力学負荷による関節疼痛の病態と治療

 

◆講演概要:スポーツによる健康増進をめざす中で、スポーツ外傷・障害の治療、予防は大きな課題である。

最も多い疾患の一つである変形膝関節症は、様々な関節組織の変形性膝関節症の発症・進行に関わる分子病態が明らかになりつつあり、早期診断・治療の可能性も示されている。

関節軟骨、半月板、軟骨下骨、滑膜の三次元培養組織は、繰返し力学負荷により、炎症性サイトカインや疼痛物質プロスタグランディンE2、マトリクス分解酵素の産生促進と、薬剤による抑制効果がある。

このことより、新たなスポーツ関節障害や早期変形膝関節の治療可能性が考えられる。という内容でした。

 

薬剤や理学療法の処方は、院長はじめ諸先生方に既に診療で活かされています。

今後の研究の成果と医学の進歩に期待して、これからの診療に励んでいきたいと思いました。

中田教授、貴重な講演ありがとうございました。

看護師 山下