乱視!! | .   アイクリのブログ

乱視!!

そろそろ学校検診学校も終わりに近づいてきました。
浮き輪プール波が始まる前に、と、「要精査」の紙をもらってきたお子さん達、沢山来院されました。混みあって待ち時間が長くなり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
部活サッカーや塾鉛筆の都合をつけて来院された皆様、我々もなんとか様々な工夫を凝らして待ち時間を減らす作戦を考えましたが、成果のほどはいかばかりか、と思っております。、


今回のお話、もちろん、大人にも関係しますので、お読みいただければ、と思います。

気になるのは「乱視」です。
すごく説明が上手なサイトを見つけたので、貼っときます。

 

乱視を簡単チェックしょう、乱視表掲載。 - 視力ケアセンター (shiryoku15.jp)

 

若い人、子共ですと、直乱視が多いですが、こういう子の検査をすると、たいてい
ニヤリ眼を細めてる!!ニヤリ

細めないで―っ目といくら注意しても、良い視力を叩きだそうとして、細めちゃうんですよね。絶対そんな必要はないです!!

細めて、デタラメな視力を出して、何かいい事あるんでしょうか。
正しい測定ができず、中途半端な状態で、ボヤボヤの世界を見て、幸せですか?ラクな生活が出来るんでしょうか?

もちろん、我々は検査中に何度も声をかけて、怪しい人にはとことん手間をかけて測定しております。そのために検査時間が長くなっている事をお許しください。また、全体の検査待ち時間を減らす為にも、眼を細める行為は止めて頂けると助かります。

直乱視だと、細めれば後焦線といって、乱視の一方の軸が網膜上にピントがくるので、なんとなく見えるんです(ただし、一方向のみ。これでピーンとくるんですよね、あ、これ、乱視じゃね?、って)。
それで、「見えているから眼鏡はいらない」、という発想になって、処方せず、眼鏡を装用せず、また、来年・・・となる。
しかし、そうなると、さらに近視や乱視が進んでしまい、とことん度数が悪化、強い度数でないと1.0も見えない状況に陥り、仕方なく眼鏡をかける決断をしても、もう遅い、って事も。

「強くて掛けられないです」と仰られ、やむを得ず弱い度数を処方しても「よく見えないから眼鏡かけても意味ない」あるいは、「見えないから作り直したい」「作ったばかりなのに急に度が進むなんておかしい←強くて掛けられなかったので妥協して弱い処方にしておいたのに・・・」「何故、また作り直すことになるんだ?」というお話になり、困る事もしばしば・・・。
 

どうか、どうか
ご自分、あるいはご家族が、快適な視生活を送る為に、適切な時期に、適切な眼鏡を掛けるように、気持ちを切り替えて頂くよう、お願いします。