必要な睡眠時間には個人差がある! | だららん♪スタッフブログ
●数字にとらわれ過ぎないで
「睡眠時間が少ない」「なかなか寝つけない」「朝方に目が覚める」など、自分の眠りに不満をもつ人は少なくありません。
しかし、実は必要な睡眠時間には個人差があり、通常は年齢が高くなるほど必要な睡眠時間は短くなります。また、睡眠が深いため短い時間でも熟睡感が得られる人もいます。
「7時間は眠らなければ」などと、数字にとらわれ過ぎるのはよくありません。その結果、「今日は6時間しか眠れなかった」と気にしたり、眠くもないのに早くから布団に入ったりして、かえって不眠を助長することになります。

●眠ってからの4時間が大切
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。レム睡眠は、夢を見るウトウトした眠り。一方、ノンレム睡眠は脳の活動が低下するクールダウンの眠りです。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠が交互にあらわれ、徐々にレム睡眠の時間が長くなって目覚めます。
ノンレム睡眠には4段階の眠りの深さがあり、第3から4段階は“ぐっすり"状態の深い眠りです。この深い眠りは、入眠後4時間以内にあらわれるため、この時間帯の睡眠が大切になります。深い眠りの後の睡眠は、いわば「おまけ」。睡眠時間は長ければ長いほどよい、というわけではないのです。

●質のよい眠りを迎えるために
ぐっすりと眠るためには、眠くなってから布団に入り、眠れないときは思い切って布団から出てしまいましょう。本を読んだりして過ごしているうちに、眠くなってくることも多いのです。
寝つきをよくしようとして寝酒をする人がいますが、アルコールは眠りを浅くするので、かえって熟睡を妨げてしまいます。また、就寝直前に熱いお風呂に入ると、神経が興奮して寝つきが悪くなるので、お湯の温度はぬるめにするのがおすすめです。

本日の担当 MEGUMI でした